2−4 保管
●除去現場での保管
現場において除去後のアスベスト含有シール材の切断等は最小限とし、破砕にあたるような作業を実施しない。除去されたシール材は、速やかに湿潤等の飛散防止対策を施し、プラスチック袋あるいは密閉容器に保管する。
●事業場での保管
排出事業者は、アスベスト含有シール材廃棄物が運搬されるまでの間、当該廃棄物からアスベストが飛散しないように保管する。
●保管容器
一時保管をする容器は最終処理の方法別に対応して下記の通りとする。
- 溶融による無害化処理の場合:ドラム缶
- 最終処分場に直接埋立処理する場合:密閉容器
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ドラム缶 |
密閉容器 |
2−5 回収・運搬
●留意事項。
回収運搬にあたっては、アスベスト含有廃棄物からアスベストの飛散するおそれのないように行う。他の廃棄物と混合することのないよう区分して回収運搬する。
●飛散防止
アスベスト含有シール材廃棄物の収集・運搬にあたっては、収納したプラスチック袋等の破損などによりアスベストを飛散させないよう慎重に取り扱う。なお、プラスチック袋などの破損により、アスベストの飛散のおそれがある場合には、速やかに散水等を行い湿潤化させ、又は覆いを掛ける等の措置を講じた後、適切に処理する。
●運搬車両
運搬車両は、アスベストの飛散及び廃棄物の落下を防止する構造を有する物とする。
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